ロスカット~損失を切るということ

投資の世界で重要な位置を占めている「ロスカット」。
ロスカットの「ロス(loss)」とは「損失」のことで、「カット(cut)」はそのまま「切る」という意味で使われています。
つまり、ロスカットとは「損失を切る」という意味で、損失が増えてしまうのを防ぐ行為のことを現しています。

一般的に行われているロスカットの方法は、取引対象の金額が一定以上マイナス方向に動いてしまった場合、その時点で半強制的に決済してしまうという方法です。
投資の世界で・・・とは言いましたが、ロスカットが特に重要視して行われているのはFX(為替投資)なので、FXの場合を例に述べましょう。
例えば、米ドルを買った時点の価格が1ドル=105円で、103円になるとロスカットするよう注文しておきます。
もと105円のものが105.5円、106円と上昇していけば問題ないのですが、もし予想に反して104.5円、104円と下落していくと・・・
103円になってしまった時点で自動的に決済されるのです。
もちろん買値より売値の方が安いため損失が生じていることにはなってしまいますが、102円になったとき、あるいは101円になったときに決済するよりは、まだ損失は軽度で済みます。

このロスカット、及び決済は、自分でタイミングを計って行うことも可能ですが、注文と同時に自動的にロスカットされるよう設定しておくことができます。
また、その設定内容を途中変更することも可能となっています。

以上の説明だけを見ると、ロスカットは投資家にとっての助け船であり、メリットが大きいように感じられますが、実はFX初心者には思いもよらないデメリットが潜んでいたりもするのです。

ロスカットとは

ロスカットとは何でしょう?
ロスカットというのは、FX取引を行っている時に、一定レベルの金額に到達してしまったとき、それ以上ロス(損失)が大きくならないように、その対象ポジションをそこでカットする注文、または制度のことを言います。

FXや外貨預金などの外国為替取引というのは、株式や商品先物取引とは違って、値幅制限というシステムがありません。ですから、FXで買いポジションを保有していて、その相場が急落してしまうと、どこまでも落ちてしまう可能性をはらんでいます。
ですから、マージンコールやロスカット・ルールが設定されていなければ、どんどん損失は大きくなり、取引保証金額や預かり資産の額を上回ってしまうような場合があります。最悪の場合には、預け入れたお金が無くなるばかりではなく、損失分を追加で支払わなくてはいけないという状況になるリスクもあります。

このように、損失が一定のレベルに達すると、自分の意思とは関係なく自動的にポジションがカットされて、取引で損失が保証金以上に大きくならないようにすることを「ロスカット・ルール」といい、これはFX業者によって異なりますが、原則、最低限の資金は温存されることになります。FX業者によっては、設定してる所としていない所も存在しますので、解らない場合は直接確認を取ってみるとよいでしょう。ですが、FX業者にとっても、客に損失を出されてしまうと、その後に顧客に取立てを行わなくてはいけないというリスクもあるので、このルールは多くの業者で取り入れられているようです。

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